日本産業企画(JIS)安全色

2021年07月28日

安全色と安全標識を規定している「JIS Z9103」が改正されました。
今回の改正ではユニバーサルデザインカラーが採用されました。
ユニバーサルデザインカラーを採用したことによって多様な色覚を持つ人々にとって見やすい色になったそうです。

安全色は[赤]・[黄赤]・[黄]・[緑]・[青]・[赤紫]の6色が規定されており、また安全色を引き立てる対比色として[白]・[黒]の2色が規定されています。

●赤 :防火、禁止、停止、危険、緊急
    (C0・M85・Y95・K0)
●黄赤:危険、航海・航空の保安施設
    (C0・M50・Y100・K0)
●黄 :注意
    (C0・M0・Y100・K0)
●緑 :安全、避難、衛生、救護、保護、進行
    (C85・M0・Y80・K0)
●青 :指示、誘導、安全状態、完了・稼働中
    (C95・M40・Y0・K0)
●赤紫:放射能、極度の危険
    (C40・M90・Y0・K0)
●白 :通路、整頓
    (C0・M0・Y0・K0)
●黒 :文字、記号、矢印などに使用(黄赤・黄・
    白の補助色)
    (C50・M50・Y50・K100)リッチブラック
(C0・M0・Y0・K100)印刷時に版ズレが起こ
    りうる文字や細線

施設の案内アイコンや標識、ハザードマップをデザインするときにはJIS安全色を意識することで様々な人が判別できる分かりやすい色になるそうです。
また、目立つ色の組み合わせを考えるときにもJIS安全色が使われている配色から検討すると注目される色合いが容易にできるそうです。

オピカでは様々な人に安全で分かりやすく注目されるデザイン・印刷・絵本をご提供します。

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